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さて、採用についてですが、企業としては「健康に問題ない人を採用したい」が本音です。内定後に検診を行う会社もあり、そこで不合格になることも考えられます。検診がなくて入社できても、採用後に「ばれたらどうしよう」と心配するあまり、症状が悪化する可能性もあります。 一番安心なのは、かかりつけの医師に「通常の勤務に耐えられるか」を相談すること。「大丈夫」と診断されたら、履歴書や職務経歴書と一緒に、その旨の「診断書」を提出する。履歴書の健康状況欄には「高血圧ですが、現在は正常値です(診断書参照ください)」と記載するのもいいでしょう。 さらに「医師の指示に従い、たばこをやめ、酒量も減らしており、毎日軽度の運動(1時間のウォーキング)で完治を目指しております」と書いてください。 社長さん自身が健康に不安を抱いている場合、あなたのような健康に気をつけている人に好感を抱くこともあります。新しい職場で「模範的サラリーマン」になれるかもしれません。 ただし、医師から「通常の勤務は無理」と診断されたら、完冶に専念するべきです。新しい会社での勤務は今までの何倍ものエネルギーを要しますから。 |
昨年10月に改正雇用対策法が施行され、年齢制限をしないよう、企業に「努力義務」を課しています。しかし、いまだに多くの企業が年齢制限を行っているようです。 まず、転職の「目標」をきちんと書き、トップ営業マンであることを思いきりアピールする。そのうえで、過去の実績とキャリアを生かしたいという情熱を強調してください。 いまは実力さえあれば学歴不問の時代。「仕事は実力で決まる」を理解していない企業はいずれ倒産します。人の価値は若さや学歴では決まりません。 |
あなたのケースですが、まずは嫌がらせの実態を今の会社の社長や上司、総務部などにいち早く報告して対処法を相談すること。「私は清廉潔白です」と堂々とした態度で臨んでください。 と同時に、ウワサを流している社長のもとに出向き、「名誉棄損だ」「法的手段に訴える」と抗議すること。その際、上司などを連れて行き、三者で話すのがいいでしょう。 もし弁護士に知り合いがいたら、ぜひ同行してもらってください。裁判に訴えたり、警察に届ける手もあります。 小生の友人は同様の嫌がらせを受けたとき、前の会社を経営している兄弟が暴力団と付き合っていたため、警視庁の防犯課に相談に行きました。そのことを相手の兄弟に伝えたところ、とたんに嫌がらせをやめたそうです。相手はしょせんは“悪党”です。毅然とした態度で、正面から粉砕してください。 |
一度フリーターの道を歩んだら、“就職難易度”は上がる一方だ。1年より2年、2年より3年と、フリーター歴が長いほど就職は縁遠くなると思って間違いない。 人事コンサルタントの菅野宏三氏が言う。 アルバイトから正社員に採用されるケースがないわけではない。しかし、これは仕事ぶりを見られてその企業に“使い物になる”と判定された場合だけ。ほんの一握りだ。 |
各種アンケート、データが警告する |
中高年サラリーマンの転職・再就職がますます厳しくなる中、脱サラして独立・開業するサラリーマンが増えている。国民生活金融公庫の01年度の新規開業企業調査によると、開業時の代表者の平均年齢は41・8歳で、50歳以上が4人にl人を超えるなど中高年の開業割合がアップしている。「オレも会社をやめて一国一城の主を目指すか」なんて考えている人もいるだろう。 しかし、そんなに甘くないのが現実だ。情報機器販売のフォーバル(東京・渋谷区)が東京、名古屋、大阪の小規模事業の経営者551人に聞き取り調査をしたところ、l日の平均労働時間は9時間42分、lケ月の体息日は5・1日など「サラリーマンと比べてかなりハードな経営者の実態」が明らかになった。まさに「経営者はつらいよ」である。 人材コンサルタントの菅野宏三氏がこう言う。「『会社の人間関係がわずらわしいから独立でもするか』『再就職できないから自分で開業するしかない』といった後ろ向きの理由で独立・開業した人は、必ずと言っていいほど失敗する。自分で事業をやれば、取引先や社員との人間関係はサラリーマン時代とは比較にならないぐらい煩雑で濃密になる。また、経営者になれば資金繰りなど四六時中、仕事が頭から離れない。退職金や貯金をパーにしたうえ、心身ともにボロボロになるのが関の山です」 では、成功するためには何が必要なのか。 「まず第1に、その仕事が好きで長時間労働も体日返上もいとわない、70歳でも80歳でも続けたいという気持ちが何よりも大切です。 |
「あなたにぜひ来てほしい」と“三顧の礼”を尽くされたとのこと。今後は先方の誘いを意気に感じて頑張ってください。 中小企業の社長に気に入られるにはまず、共通の価値観を持つことです。建築関係の会社は縁起をかつぎますから、そこを突くのもいいでしよう。 また、入社したら社内にある神棚に一礼することも大切です。それだけで社長はあなたを“慎重な性格の人”と評価してくれるからです。 もうひとつ。入社の前に、奥さんを連れて菓子折り持参で社長にあいさつに行くことも重要です。忘れてならないのは、そのときに奥さんに和服を着せること。これは“儀式”をより重々しく演出する効果があります。社長は「わざわざ和服で来たということは、本気でウチの会社に骨を埋める覚悟だな。よし、こいつの面倒を見てやろう」と、とことんほれ込むはずです。 もちろん、演出だけでなく、入社後に「寝食忘れて、骨身を削り、額に汗して働く」ことが何よりも肝心なことは言うまでもありません。 |
自分の意思で会社を飛び出して転職した場合は、前の会社への出入りは「失礼」といわれ、「出入り禁止」を守ることがルールでした。しかし、これは一昔前の考え方です。雇用の流動化が当たり前の現代では、辞めた会社との間に境界線を引く必要はありません。会いたければ堂々と会えばいいのです。 ただし、注意点があります。前の会社の社員とこっそりお酒を飲み、それが今の会社の社員に知られると、「あいつはウチの情報を漏らしている」とスパイ扱いされる恐れがあります。今はサラリーマンにとって戦国時代ですから、“転職新入社員”の足を引っ張ってやろうと狙っている人はゴマンといるのです。 危機を回避するには、飲み会の前に必ず現在の上司に知らせ、飲んだ翌日に、だれと会って、どんな話を聞いたかを報告しておくことです。場合によっては「部長もご一緒しませんか?」と上司を誘い、飲み会に参加させるのもいいでしょう。万が一、今の会社がパンクしても、前の会社と良好な関係を保っていれば、“出戻り”できたり、外部スタッフとして仕事を受注できたりします。 不測の事態に備えて、たくましく生きていけるよう、人脈をしっかりキープしてください。 |
派遣社員の求人が急増中! |
「中高年サラリーマンの再就職環境は相変わらず厳しい。しかし、今年からは派遣社員を中心に好転してきています」−−人事コンサルタント・菅野宏三氏の分析だ。 人材派遣大手のパソナの担当者もこう言う。「2ケ月前に中高年専用の事業部を設置せざるを得ないほど、今年に入って派遣先企業の中高年を求めるニーズが高まっています。登録済みの人だけでは足りず、新たな登録者を募集しているほどです。職種は、パソコンのサポートなどコールセンターの上級相談員や消費者金融の債権回収業務、さらに人脈を生かした営業職が多い。ベンチャー企業の人事担当者や法務職など、専門知識を持つ人への求人も殺到してますよ」 得意先を持っている営業マンや、経験不足の若手が対応しきれないトラブルを収める能力などを中高年に求めているのだ。ほかの派遣会社も同様で、40歳以上の派遣の割合を、近く現在の2倍にする予定の会社もある。どうして、こんなことになったのか。 労働者派遺法が改正されたからだ。これまでは派遣社員の労働期間を1年間に制限、その後は派遣先の企業に社員登用の努力義務を課している。しかし、それが逆にネックになって中高年の採用に及び腰の企業が多かった。 そこで厚労省は今年1月、45歳以上に限り「派遣期間を3年まで延長」する特例法を05年3月までの時限措置として施行。これが起爆剤になって、即戦力の中高年を求める企業が続出しているのだ。 「企業は中高年の質の高い労働力を、派遣社員の低コストで使えるのでメリットが大きい。しかし、派遣期間が3年に延長されれば労働者も生活設計がしやすくなります。安定した実績を示せば、正社員への登用の道も開けるかもしれません。『派遺だから』と敬遠するのはもったいない」(菅野宏三氏=前出)わずかだが、中高年の再就職戦線にやっと光明か。 |
まずワンマン社長は朝令暮改は当たり前です。重要な会議の予定が、当日になって「社長が出かけるので中止」なんてのは日常茶飯事。午前中に発表された新規事業がその日の夕方に中止になり、翌日、「やっぱりやる」とネコの目のように変わることもザラです。専務も常務も慣れたもので、一切文句は言いません。 女も要注意。経理部や秘書室のOLが愛人である可能性大。社長が出張するとき社長印を預かる女性や、役員にやたらとつっかかる女性は愛人の線が濃厚。この手の女性の前では社長をヨイショすること。数時間後には社長の耳に入ります。 |
再就職成功者はここまでやった |
「サラリーマンのスキルはそれほどの差がありません。再就職に成功する人は他人がやらない工夫をこらし、努力をしているのです」人事コンサルタント・菅野宏三氏が独自の作戦で見事に再就職できた人たちの“秘策”を教えてくれた。 |
●履歴書を持参し、面談を求める 就職活動者の多くは「履歴書は郵送するもの」と思っているが、Aさん(53歳)はこの先入観を覆した。ある事務機販売会社の募集を見たAさんは、わざわざ履歴書を持参し、受付で「人事部の方にごあいさつさせてください」と頼んだ。 季節は真夏。出てきた人事部課長は、Aさんがハンカチで汗をふいているのを見て「まぁ冷たいお茶でも」と会社の説明を始めた。Aさんはこの面談で書類選考をパスし、80人中1人が採用という狭き門をくぐった。
世田谷区在住のBさん(48歳)は横浜市内の部品メーカーに応募。同時にこの会社を下見し、さらに面接の前日は近くの旅館に宿泊した。旅館の経営者が、くだんの会社の社長と友達だったおかげで、Bさんは社長が地元の学校に教材を寄付していることなどを聞き出した。 Bさんは面接で「2週間前に会社の下見をし、工場も拝見しました」と明かし、社長の地元での活動について質問して大いに盛り上がった。結果は合格。事前に訪問先を調べる熱意と技術が認められた結果だった。
貿易会社に再就職したCさん(53歳)は会社をリストラされるや、すぐに名刺を作った。カラーの顔写真を入れ、肩書は「再就職活動中」。名刺の裏には自分が営業マンとして身につけたスキルを書き込んだ。 とくに効果的だったのがリストラ後に英語力に磨きをかけ、「TOEIC700点を取得」と印刷したこと。ある交流会で現在の会社の人事部次長と名刺交換し、次長は名刺を見たとたん「履歴書を送ってください」と言ってくれた。その後とんとん拍子で面接に進み内定をゲットした。
Dさん(49歳)は前の会社を退職後、再就職支援会社のセミナーに通った。セミナーは月に2回、同じメンバーが顔を合わせる。そこでDさんはセミナー終了後、参加者を誘って飲み会を開いた。最初は4、5人だったが、少しずつ人数が増えて“失業者ネットワーク”になり、「あの会社は経理マンを募集している」というような情報交換の場になった。 呼びかけ人のDさんには情報が集まるため、これらの情報をもとに募集企業に履歴書を送り付け再就職を決めた。現在は建材メーカー総務部次長におさまっている。
転職を決意したEさん(55歳)が面接を受けたのは中堅食品会社。1次面接で人事部長と面談し、終了後、すぐに部長に面接の礼状と「提案書」を送った。 提案書にはこの会社の東海地方での販売力が弱い原因を分析し、自分の経験をもとに販売戦略を立案して書き込んだ。ほどなく先方から「もう一度来てほしい」という連絡があり、2次面接の場で内定をもらった。入社後、部長から「実は社長が提案書を読んで“この人だ”と決めたんだ」と告げられた。 |
友人の会社に入社して矢敗する原因のひとつが、社長とツーカーなのをひけらかすことです。多いのが「社長は大学時代、ドジでね・・・・」などと語って社長本人を怒らせるケース。一方、社員たちからは「社長のスパイだ」と警戒され、最終的に居づらくなるのです。 私の知り合いに友人の会社に部長として入った人がいました。彼は慎重な性格で、社長に相談があるときは必ず上役の専務を通し、社員に「社長とのご縁は?」と聞かれても、「ある人のお世話で入社しました」としか言いません。これが生き残る秘訣なのです。 友人を誘う社長の中には、信頼できる“懐刀”を欲しがっている人もいます。そんな社長には、休日などに電話をかけてあげるのもいい。同級生の立場で、経営者の悩みなどを聞いてあげるのです。 オフィスでは友人関係を清算し上下関係をきちんとわきまえる。これが長続きの最善策です。 |
プロゴルファー中嶋常幸(47歳)に学ぶ 中高年サラリーマン「敗者復活」のキーワード |
●友人から「やめるのはいつでもできる」と諭されたとき、逃げちゃいけないと思った。「みっともなくても、それがどうした」と腹がすわった。 「たとえ上司や後輩にバカにされ疎んじられようと、自分にできることを黙々と懸命にこなす。その昔、高倉健や鶴田浩二が演じた男たちのように我慢に我慢を重ね、その時がきたらやおら立ち上がって不義を討つ・・・あの心意気です」
「リストラされたり閑職に追いやられると、だれかのせいにして恨みたくなるもの。しかし、今の苦境を抜け出すには自分に何が足りないかを徹底的に自己分析し、どうすれば必要十分なスキルを身につけられるかを考える。最初は試行錯誤の連続かもしれないが、ひとつきっかけをつかめば後は楽になります」
「私が再就職を世話した53歳の営業マンは、新しい会社の歓迎会で『年は取っていますが、新人の○○です』とあいさつして、自分の娘ぐらいのOLにもビールをついで回った。それを見た社長が『あの人は仕事ができるぞ』と見抜いた通り、バリバリやっています」
「体力やITでは若手にかなわないけど、中高年には経験と知恵があります。自分の力量を100%発揮して、常にベストを尽くす。また、たとえ自分より若い上司でも職場や取引先ではキチンと立てる。すべてはいい仕事をするためで、必ず周囲に理解され、尊敬もされるはずです」 |
生鮮食品という生き物を扱っているのだから、働く方たちも生き生きしているはずです。そんな会社では入社1日目から“元気”を印象づけなければなりません。 返事は「はあい」でなく、「はい」の「い」の部分を強く、歯切れ良く発音する。会議では大きくてよく通る声で発言する。社内を歩くときは“直線・直角”、つまりまっすぐ歩き、コーナーはなるべく直角に曲がるよう意識してください。これだけで「きちょうめんな人=元気印」と周囲の目に映ります。 “健康”をアピールすることも大切です。入社前に「まとまった休みが取れるのはこれが最後だ」と、強行軍で海外旅行する人がいます。ハードな観光でくたくたになって体調を崩し、疲れた顔で初出社するのは愚の骨頂。旅行に出るなら、少なくとも初出社の1週間前に帰国し、入社までは“寝だめ”することです。 もうひとつ。前の会社の仕事を最後まで遂行しようとするのも考えものです。私の知っている方に、前の会社の残務整理のために休日返上で働き、休む間もなく新しい会社に移った人がいました。この方はまだ30歳でしたが、無理がたたって入社の10日後に過労で亡くなってしまいました。いたましい無念の最期でした。こんな悲劇を繰り返したくないというのが私の切なる願いです。 |
どっちのタイプでいくか「今どきの管理職講座」 |
孤立主義で組織優先「トルシエ型」 「孤立型管理が向いているのは、若い人が多い職場です。マニュアル世代に細かく仕事を教え過ぎると、自分で考えなくなる。こうなると、その部署は管理職の能力以上の成果はあげられません。ところが、組織としての目標をハッキリと打ち出し、日常業務ではある程度まで突っぱねると、部下は結果を出そうと懸命に頑張る。組織が持っているもともとの能力以上の成果をあげるのは、こうしたケースです」 やってみせる「ジーコ型」 「ベテランの多い組織は、目を見張るような大成果は期待しにくいが、一定以上の成果は必ずあげる。管理職の役目は、組織の戦力をいかに落とさず維持するかがポイントになります。壁に突き当たっている部下がいれば、自分の経験をもとにアドバイスする、大きな契約を取ってくるなど、やってみせることが必要になります。組織運営としては古いやり方ですが、まだ日本ではこのタイプの管理職が圧側的多数。会社も管理職としての仕事ぶりが見えやすいので、高い評価をします」 |
中途入社とはいえ、周囲に遠慮していたら、すぐに“ダメ社員”のらく印を押されてしまいます。社長の期待に応えるには「板前さん」の覚悟を持つことが肝要です。包丁一本をさらしに巻いて修業する板前さんは入店した日から、お客さんに腕の良さをアピールしなければならない厳しい世界です。 あなたの場合も同じです。まずは新しい会社の商品カタログをチェックしてライバル企業の商品との比較表を作成してください。そして、その表の会社名を伏せて、社員たちに「キミが顧客だったら、どれを選ぶ?」とアンケート調査。人気商品はなぜ評価が高いのかを分析するのです。これだけの作業で職場に新風を吹き込むことができます。 入社当日に総務部に行って「文房具をください」と言う人がいますが、これは感心しません。むしろ総務部で電話帳を借り、すぐに電話営業を始めたほうがいいのです。入社と同時に、寝食を忘れて仕事に没頭する姿をアピールすれば、既存の社員たちもあなたについてくるし、社長も満足するはずです。慣れない職場ですが、くれぐれも“借りてきた猫”にならないよう、ご注意ください。 |