第72回講師交流会

2017年4月24日(月曜日)


講師 東海大学 文学部 メディア学科 教授 末延吉正先生

略 歴

1954年11月9日生まれ 62歳

 

ジャーナリスト・東海大学教授・

東海大学平和戦略国際研究所長

東海大学広報メディア科教授・広報部次長 

 

【学歴】 

早稲田大学 卒業、慶応義塾大学大学院修了

 

【経歴】 

1979 年 テレビ朝日入社後、特派員として米国・中東・アジアなど70か国を取材。

『朝まで生テレビ』『サンプロ』プロデューサー、『報道ステーション』コメンテーター、

経済部長、政治部長を経てジャーナリストとして独立

2016年4月から東海大学文学部広報メディア学科教授・広報部次長。

2017年4月から東海大学平和戦略国際研究所長。日露関係を担当。

 

【出演】

テレビ朝日『ワイド!スクランブル(Ⅰ部10時25分~11時45分Ⅱ部12時50分~13時45分)』の

木曜・金曜レギュラーコメンテーター。

BS朝日番組『ザ・インタビュー(土曜・日曜18時~19時)』政治・経済担当インタビューアー。

読売テレビ『そこまで言って委員会NP(日曜13時30分~15時)』準レギュラー。

TOKYO MXテレビ『ニュース女子(月曜22時~23時)』コメンテーター。

 

【学会役員・社会における活動等】 

JCA・日本対外文化協会常務理事

総務省『放送を巡る諸課題検討会』委員

 

 



講演テーマ「トランプ大統領の誕生により 国際情勢がどのように変化するのか? 」

 

経歴説明
東海大学平和戦略国際研究所は、松前先生にノーベル平和賞をということで設立された。アカデミズムの立場から、国益を守ることをしている。東海大学は、65歳の教授定年後も、研究所かなにかで残るので、人生最後の仕事と思っている。

授業説明・テレビ出演

政治状況
アメリカのトランプ現象と同じようなことが、日本でも間もなく起きる。メディアをどう見たら良いのかを話す。政治家は、IQよりも愛嬌と言われる。オフレコですから、ネットに後で書いちゃだめです。が、講演会で今は、オフレコは通用しません。テレビは、高齢者のメディアになっていて、みんなスマホでニュースを見ているので、決定的に状況を変えている。若者は、スマホの中LINEの中で生活している。

メディアについて
理系の学生は、ひとつの専門を体系的に持てるため優秀。
小池劇場は、インターネットよりも圧倒的にテレビのワイドショーの影響が強い。アメリカは、インターネット中心に世論形成されるが、日本は、まだワイドショー中心になってる。小泉純一郎さんから、メディアに載ったものが勝ちというふうに変えた。政治家のテレビ出演のウラ話。

安保法制
TV局時代の仕事で、湾岸戦争の取材で8カ月行った。死ぬかもしれいないと思った。命懸けで映像データを送った。安全保障は、リアリズム。現実を無視してはいけない。北朝鮮は、核兵器もICBMも開発をやめない。アメリカは、核兵器やICBMを持っている国を一度も攻撃したことがない。北朝鮮のSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を撃たれたら、反撃出来ない。撃たれる前に敵基地攻撃をすることが出来るかどうか、憲法9条の解釈が保守とリベラルで分かれる。

政局等
政局は、5月の都議選に向って走ってる。
2018年に安部首相が再選されたら、プーチンと北方領土問題が動く。

 

(第72回講演より、講演要旨及びその一部を掲載)


懇親会の様子